GUIDE — V2H
V2Hの補助金はいくらか|国のCEV補助と機器価格の公的データ
V2H(EVと家の間で充放電する設備)には国のCEV補助金があり、設備費は購入費(税抜)の1/2以内・型式別上限で最大75万円、工事費は個人宅で上限55万円/基です。 ただし令和7年度補正分は予算到達により2026年8月27日到着分で受付を終了しており(2026年10月17日時点で次回募集の発表はありません)、 国の募集が再開されるまでは、市区町村のV2H補助が主な選択肢です。 機器の公式価格はニチコンVCGが89.8万円〜(税別)、VSG3標準が128万円(税抜)です。補助の有無によって実質負担が大きく変わります(いずれも2026年8月14日に確認した公的機関・メーカー公式の一次情報です)。

国のCEV補助金(V2H充放電設備)の内容
| 項目 | 内容(公式応募要領の確認値) |
|---|---|
| 設備費 | 購入費(税抜)×1/2以内 と 型式別上限額 の低い方。型式別上限の例: ニチコンVSG3-666CN7HS-R=75万円/VSG3-666CN7HS・HB=70万円/VCG-666CN7=44.9万円/ESS-V1=55万円、パナソニックLJV2671C・LJVH671C=75万円 |
| 工事費 | 個人宅・マンション等: 上限55万円/基(基礎3.5万+据付8万+搬入1.5万+電気関連30万+諸費用12万の項目別上限)。公共・災害拠点: 上限95万円/基 |
| 申請期間 | 当初は2026年7月17日〜9月30日17時・先着順。予算到達のため期間が短縮され、2026年8月27日到着分で受付終了(実績報告は2027年1月29日まで) |
| 予算状況 | 配分額約55億円。2026年8月28日に到着した申請で予算額を超え、受付を終了(2026年8月28日付 公式お知らせ) |
| 主な条件 | 交付決定後に発注・着工/個人宅は1基限り/EV等を保有(発注済みは実績報告時確認可)/保有義務5年/新品のみ |
出典: 次世代自動車振興センター「令和7年度補正 V2H充放電設備 補助金」応募要領・型式別上限一覧(2026年7月17日更新)(いずれも2026年8月14日に原文確認)・2026年8月28日付「交付申請受付終了のお知らせ」(2026年10月17日確認)。
V2H機器の公式価格(メーカー公表値)
| メーカー・機種 | 公式価格 | 備考 |
|---|---|---|
| ニチコン EVパワー・ステーション VCGシリーズ | 希望小売価格 89.8万円〜(税別) | 工事費別。型式別の個別価格は公式ページに掲載なし |
| ニチコン VSG3シリーズ(標準) | 128万円(税抜) | 自動切替開閉器付き。重塩害モデルは140万円(税別) |
| パナソニック eneplat V2HスタンドLJV2671C | 176万円(税込) | 耐重塩モデルLJVH671Cは209万円(税込)。蓄電池ユニット等は別 |
出典: ニチコン・パナソニック各公式製品ページ(2026年8月14日確認)。実際の導入総額は工事費・構成により変わります。
V2Hの普及状況(公的統計)
次世代自動車振興センターの公式統計によると、V2H充放電設備への補助金交付台数は2020年度317台 → 2022年度3,723台 → 2023年度4,981台 → 2024年度3,892台、累計14,971台(2020〜2024年度)です。 補助を利用しない導入は含まれないため、実際の導入数はこれを上回ります。
市区町村のV2H補助(当サイトの補助金データベースより)
- 柏市: V2H 1/10・上限25万円(家庭向け総合補助)
- つくば市: V2H 10万円(予定10件・受付7件、2026年9月7日時点の市公式。2026年10月17日確認)
- 春日井市: V2H 5万円/台
- 越谷市: ゼロカーボン推進補助金の対象設備にV2Hを含む(期別受付・抽選方式)
- 市原市: 太陽光補助の併設要件に「EV(PHEV)+V2H」を含む
国のCEV補助と市区町村補助は併用できる場合があります。お住まいの自治体の制度は補助金データベース(47都道府県+182市区(東京23区を含む))で、確認日を明記して公開しています。
よくある質問
V2Hの補助金はいくらもらえますか?
国のCEV補助金(令和7年度補正・次世代自動車振興センター執行)では、設備費が購入費(税抜)の1/2以内かつ型式別上限額の低い方(上限は最大75万円。例: ニチコンVSG3-666CN7HS-R=75万円、VCG-666CN7=44.9万円)、工事費が個人宅で上限55万円/基です。さらに市区町村の上乗せ(例: 柏市1/10上限25万円、つくば市10万円、春日井市5万円)を併用できる場合があります。
V2H補助金の申請はいつまでですか?
令和7年度補正のCEV補助金(V2H充放電設備)は、当初の申請期間を2026年7月17日〜9月30日としていましたが、申請額が予算額を超えたため受付期間が短縮され、2026年8月27日にセンターへ到着した申請をもって受付を終了しました(2026年8月28日付 次世代自動車振興センター公式お知らせ)。2026年10月17日時点で、次回の募集はセンターの公式サイトで発表されていません。市区町村のV2H補助は受付中のものがあります。
V2H機器の値段はいくらですか?
公式に価格を公表しているメーカーでは、ニチコンのEVパワー・ステーションVCGシリーズが希望小売価格89.8万円〜(税別・工事費別)、VSG3シリーズ標準モデルが128万円(税抜)です。パナソニックのeneplat V2Hスタンドは176万円(税込)。これに工事費が加わるため、補助金(設備最大75万円+工事上限55万円)の活用の有無によって総額が大きく変わります。
V2Hはどのくらい普及していますか?
次世代自動車振興センターの公式統計では、V2H充放電設備への補助金交付台数は2020年度317台→2023年度4,981台→2024年度3,892台、2020〜2024年度の累計で14,971台です。補助を利用しない導入は含まれないため、実際の導入数はこれを上回ります。
補助金申請で注意することはありますか?
CEV補助金は「交付決定後に発注・着工」が原則で、先に工事を始めると対象外になります。また個人宅は1基限り・EV等の保有(または発注済み)が要件・設備の保有義務5年などの条件があります。市区町村補助と併用する場合は、それぞれの申請タイミングの条件を必ずご確認ください。
出典(公的機関・メーカー公式の一次情報/2026年8月14日確認)
- 次世代自動車振興センター V2H充放電設備 補助金
- 同 応募要領(令和7年度補正)
- 同 交付申請受付終了のお知らせ(2026年8月28日)
- 同 都道府県別補助金交付状況(公式統計)
- ニチコン EVパワー・ステーション
- パナソニック eneplat
※補助金額・受付状況は変動します。申請前に、公式サイトにて最新情報をご確認ください。経済産業省のサイト上の資料は当編集部で確認できなかったため、執行団体(NeV)の公式資料のみを出典としています。